不登校/変化していく親が子供に求めること。


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だいたいの家庭では、当たり前に日々が過ぎていき、入学式、毎年の行事、卒業式、中学生、、、と、そうやって月日が流れていくものだと考えています。

 

ある日、子供が出したSOSに気づいた時から、”不登校”という、子供の問題が発端だけど、親にとっての自問自答の日々が始まります。

 表面的に社会から見ると「不登校」っていう問題なのだけど、親が社会や子供の関わりを見つめ直さざるを得ないという機会でもあります。

 

最初は行かせよう、と躍起になります。だって、それが「普通」だから。

そのうち、子供の体の機能自体が「学校をNO!」っていい始めたら、調子のいい日だけでも行けるようにサポートしたりします。

親も子も(学校も)「解決」すること目指して頑張っています。けれど、原因が学校だから、調子いいからという理由で行けたのに、調子崩して帰ってきます。

 

・そのうち、行事や卒業式など特別な日いかなきゃ。

   ↓

・いかなくても体調が落ち着いているならいい。

   ↓

・生活リズムだけでもしっかりと、学校のリズムに沿わなきゃ。

   ↓

・学校のリズムに合わないなら、勉強だけでも先取りしなきゃ。

   ↓

・勉強が続かないなら、習い事かなんか外でることだけでもやらせなきゃ。

   ↓

・ゲームでも趣味でも職に役立つことや、職のレベルまで持ってかなきゃ。

   ↓

・だらだらしないで、健康だけでもキープ。  食べ方、起床時間とかちゃんとさせなきゃ。

   ↓

・生活力を持ってればよしとする(自分でご飯や洗濯)。職に結びつけたいけど、実際問題、小学生、中学生働きに出せないし。だらだらして、体調くずしたら自分で責任とりなよ〜。

   ↓

・学校いかないあなたを認めるけど、ちゃんと年齢的にはOKになったら働きなさいよ。その考えがないなら学校をえらばないと将来困るよ。

   ↓

 ・大人になるまで(自分で学校、進学、行くいかない決めたり、働く働かないの責任を自分で取れる年齢)元気でいればOK。それからは自分で責任取って頑張って。

☝ うちの場合、イマココw

 

成長と学校行かなくなってからの時間の経過とともに少しづつ変わってきた

「学校行ってない子供に課する義務」。

 

〜するなら、〜になるなら、〜をこなすなら学校行かなくていいよ。じゃないと将来困るよ。でも、実際に心配すべき内容は、学校行っている人もたいして変わらない。

 

病気で働けなくなったら? 大学進学してから通えなくなったら? どこにも就職できなかったら? それは全く問題なく学校を終えることができる人にも当てはまる心配だし、誰も違いなく、未来のことなど確かでないのだから。

 

どんどんハードルは低くなるんだけど、結局ずっと、

「学校行こうが行くまいがありのままの○○くん、○○ちゃん」

を受け入れきれないわたしたち大人がいる。

 

 そして、受け入れられるようになっても、周りとの折り合いや世間の目にも対処していかないといけない。だってまだまだ少数派だから。

 

不登校対策、として国もいろいろ始めているけど、親は子供の対応だけじゃなくて、社会とも闘っていなきゃならない。そちらのサポートはおろそかになっている気がします。

疲れきって、子供を丸ごとそのまま見てあげられる気持ちの余裕さえなくなってしまったら、子供も居場所を失う。学校に居場所がなくて、家を求めているのだから。

今はそれぞれの不登校の家庭に負荷がかかりすぎているように思います。

 

もっと社会が多様性に優しくなったら、学校も行きやすく、生きることも楽しくなるかもしれません。ෆ╹ .̮ ╹ෆ

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